「新しいものを手に入れる」
物でも、環境でも、人との縁でも、考えでも、概念でも、何かしら今までにないものを手に入れた時。
何かが増える、ということは単純に比較するものが増えるということでもある。
自分にとっての「良いもの」が増えたとしよう。(悪いものが増えても原理は同じ)
・状況が前より良くなった
・物を買って、それがない時より良くなった、便利になった
・過去より今、そしてもっと未来は良くなるはず
・手にしたものは無くしたくない
何か手にするものが増えることで、それがない時と比べるようになる。過去、現在、未来という時間軸の縛りも増える。
そして、新たな執着が生まれる。
私達は「増やす」方向に自然と意識が向く。
占星術で扱う惑星は、「意識の象徴」です。
中でも「木星」は拡大・発展の象徴。木星は、自分にとって良いものも悪いものも増やす。そもそも意識には優越は無いからだ。
自然と「増やす」意識が外向きになれば、余分なものが増えていく。
それは、自我(エゴ)を増やすことにもなる。
外的意識だと、何をやっても自我を強化することになる。
私達は、内的意識に向かいたいはず。輪廻を終わらせて、神との合一を本能的に望んでいるのではなかろうか?だから内観も流行る。
ただ、地球遊び、分離を楽しむために来た、というその先の話ね。
私達は統合方向に向いていこうと自然に成長していると思う。であれば自我は弱化しないといけない。
木星的な拡大は、この現実世界的なものを何か新しく加えることに使うのではなく、
何かを「減らす」行為を増やすことで、内的意識の拡大になる。
つまり、分離方向ではない、統合方向です。
同じ「木星」という意識を使うにも2通りあるということです。一つの方法でしか使っていなければ、それが反転して木星意識を統合させるのは難しい。
手にしてきたものを「捨てる」「減らす」ことで、私達の意識は内向するはず。内的意識を拡大するために木星を使う。
この世界は、反転の原理がある。陰極まって陽に、陽極まって陰みたいに。
どこかでクルっと反対方向にベクトルを向けるタイミングがくる。
「増やす」から「減らす」の意識の拡大。
今年、木星は12年サイクルのスタートの年となる。
「拡大」のエネルギーの使い方、見直してみるといいんじゃないかなって思う。
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