自覚していないものは、恐れとなる。
これは自我の仕組み。
自分が誰かの振る舞いや言動が気になる時、それは自分の中の無意識にある何かが脅かされたから。
その「何か」を満たすための障害となることが起こるから恐れる。
簡単に言えば、自分の都合良いいようにいかないときに、怒り、不安、モヤモヤといった感覚になる。
自覚していない無意識を何かの形態レベルで見せられたものに、私達は「恐れ」として反応する。
その恐れから逃れるために、誰かを説得したり、説明したり、都合のいい意味付けをするための理由を探して、自分を正当化したくなる。
その恐れをちょっと眺めてみる。
自分は、何を脅かされることに拒否をしているのか?が見えてくる。
それに気づくと、それまで気になっていた案件は、気にならなくなる。
つまり、これが浄化、ブロック解除、思い込みの手放しということ。でも、これをさせないために、自我は曖昧さを保ったままにしようとする。
自覚していないことほど、曖昧なものはない。
自覚できないから、他者が見せてくれる何かから学ぶ。
人の声を素直に聞くことも必要になる。
聞くのが嫌だなって拒絶しても、とりあえず聞いてみる。
そしたら、何かが変わるかも。
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