<分離思考の世界は思い込みの連続>
全ては自分の「解釈」で世界を捉えていますが、自分の考え(思考・感情など)は必ず二極性がありますから、何かを選ぼうとするときに「私はこう考えている(解釈)」という思い込みが必要になってきます。
何か選ぶ時は、違いを比べて、自分の考えに沿って良かれと思う方を選択します。
「好きか、嫌いか」、「やりたいか、やりたくないか」はその代表とも言えますが、ここで「好き・嫌い」というのを例にとって二極の仕組みを説明します。
「好き」という感情には「嫌い」という対極の感情が必ず一緒にセットになります。
「好き・嫌い」は一枚の紙の表と裏のような関係性で、どちらかの感情が無くなればその紙自体、つまり好き・嫌いの両方が同時に無くなるはずなのです。
顕在意識で「好き」を選んだとしても、その同じ紙の裏には必ず「嫌い」の側面があるというのが二元・二極性の原理で、これが葛藤の原因になります。
実際は「一枚の紙」なので、「好き」も「嫌い」も両方同じ紙であり、どちらでもいいと思えているからこそ、表でいくか、裏でいくかを納得して選ぶことができます。
しかし、「好き」の紙、と「嫌い」の紙の「二枚」という認識だと、「好き」と「嫌い」は別々の分離したものであり、そのどちらかを選ばなくてはならないと感じてしまいます。
「好き」という紙を残して、「嫌い」という紙は無理やり捨てて、なかったことにするといった不可能なことを試みるので、気持ちは中途半端で葛藤し、浄化やブロック解除が失敗します。
この「好き」の紙と「嫌い」の紙がそれぞれ一枚ずつの二枚あって、そのどちらか一方を選ぶことが可能であるという認識が「見えない天秤」の正体です。
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