最近、様々なスピリチュアル性を取り入れたツールやメソッドがありますが。
「天に委ねる」「宇宙におまかせ」そんなフレーズを聞きます。
委ねているつもりでも、どこか自分のコントロールが入ってしまうのが人間です。
「委ねる」ってどういうことですか?と聞かれたら、私なりの答えはこうです。
「一切、予測をしないこと。結果を期待しないこと。理想も持たない」
何をするか、それをしてどうなるか、こういう結果が生まれそうだという予測をしない。
どのようなプロセスで、どのような結果が出ても、それらはただ起こっただけ。
こうしたから、こうなったと説明がつくようなものではなく、ただそれをして、今こうなっているだけ。
理想、予測、期待というのは、自分の想像の範囲の域から出ない。自分の限界値を決めてしまう事になるので。
そうした、理想、予測、期待から離れている状態が全てを「委ねる」ということなのだろう。
でなければ、新しい可能性は開かない。
それに、あれをしたから、こう考えたから、今こんなに幸せなことがあって、こんなに豊かになった!というのは、やっぱりどこか「自分がやった感」があるのではなかろうか。
実際、委ねているかどうかは「わからない」というのが正直なところ。
全てを委ねる、には、ある程度の地道な訓練がいることだと思う。
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