してもらいたい、は子供の頃の承認欲求の形でもあります。
幼少期は自分の力だけで生きていけません。
だから、親や周りの大人たちに「してもらう」ことが必要になります。
これはみんなそうですよね。
裸一貫の赤ちゃんは、ミルクを飲むにも人の手が要ります。
「してもらう」ために、承認欲求という機能がある程度必要なのがこの世界です。
それが、大人になっても「してもらいたい」の名残があるんです。
本当は自立できるはずのタイミングが来たら、してもらう必要はなく、そのタイミングで承認欲求も手放して良いものなんです。
でも、そのまま大人になって、
いつしか「どれだけしてもらえたか」で、自分の存在価値を測ろうとするようにもなります。
してもらえなくても大丈夫、とは思えない状態に慣れていってしまいます。
愛されたい
注目されたい
してもらいたい
認められたい
全ては自分の「存在感」のためです。
役に立ちたい、もそこに見返りへの期待があるんです。
(誰かの役に立ったら、自分も何かしてもらえるというやつです)
これが、アダルトチルトレン、インナーチャイルドと言われるノウハウで扱っていることの背景にあると思ってます。
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