「気づき」というのは、自分の考えから発生するものではなく、
自分の考えを全て退けた所に出てくる(残っている)声を聴くことです。
最初から、「答え」はそこにあります。
でも、私達が自分で余計な声をうるさくしている(思考が忙しい)ので、それが聞こえません。
そして思考で答えを出そうとする。
自分で答えを探そうとして、答えが出てくるのを待つことができないんです。
「気づく」には、「待つ」ことが必要です。
信じて待つ。
自分でどうにかしようとしない。
この「待つ力」が本当に大事だと最近より感じます。
思考を止めて「気づき」が何となくやってきても、がっちりつかみきれない時もある。
そしたら、気づけるようになるまで、また待つんです。
待ちきれなくて、自分で思考が動き始めたと思ったら、また、留まって待ちます。
「信じて待つ」
そのために、明け渡します。
自分を明け渡す。それが思考を止めることです。
答えが入ってくるスペースを空ける。
それが「天使の声を聴く」ということです。
(占星術でいえば、聴覚=かに座が象徴しますね。)
自分の声ではない、奥の声。
それが、あなたを真実に導いてくれる声です。
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今回、本格的な内観理論と実践法の書籍を出版しました。
私自身の体験に基づいた「内観プロセス」を神話を使って言語化してみました。
アマテラス・ツクヨミ・スサノオは何を象徴するのか。
イザナキ・イザナミのストーリーから見える人間の心の闇。
神話は一人の心の中で全て起こっていることとして解読していくと、心のからくりや世界のからくりが見えてきます。
この世界は、あなたの心が映る「鏡」の世界。
この世界があるからこそ、見えてくる背景、心の深層。
それは、罪悪感、恐れ、怒り、憎しみ、そうした闇。
この世界は「地獄しかない」
あなたはそのように世界を見たことはありますか?
「幸せになりたい」と思って歩みを進めていたのは、鏡のこちら側の世界。
「苦しみ」を見た時、鏡の向こう側へ歩みを進めることになります。
鏡の向こうは?そこには?
私が、ずっと心の探究をしてきたのは、心が穏やかでありたいという願いからです。
何が起きても、何が起きなくても、心が穏やかで、安心していられる状態を目指しています。
そのプロセスにおいて、どうしても通り抜ける必要があった「心の闇」について、できる限り体験を元に言語化しました。
それは、ほぼ確実にみんなが「見たくない」と思っている部分です。
なので、出版することに若干ためらいもありましたが、私が辿ってきた道をありのままにシェアしてみようと思いました。
でも、そこを通り抜けてきた私は、今とても楽に穏やかな心でいられることが多くなりました。
これまでも、これからも、内観としてやることは「気づく」ということだけ。
全ての苦しみから解放されたい、
心に関心がある、
ガチで内観したい、
そんな方へオススメです!
新刊「古代神話の鏡開き」
2024年2月21日Amazonにて発売!
kindle版 980円
本定価 1650円
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LINE登録後、「小冊子希望」とご連絡いただけると、新刊発売に合わせて作った小冊子「鏡に映るもの」をプレゼントします。
以前出版した本は思考や感情のプロセスの具体的な動き、個人的な心理について書きましたのでそちらも参考になると思います。
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