鏡を通り過ぎる

目の前の世界、目の前の他者を

「見たくないものをみせてくれるもの」としてみているとしたら、それは一枚目の鏡。

表面的なやつ。


「見たくないもの」だけでなく「見たいもの」も見ていると気づき、その両方を否定していることに気がついたら、二枚目の鏡が現れる。

それは「何を望むかに関係なく見たいものしか見えない」という鏡。


全ては見たいものだけしか映し出されないことを知ると、三枚目の鏡が現れる。

それは「何も映っていない鏡」。


何も映っていないと知れば、その先に現れるのは?

それは「鏡なんて無かった」という事実。

鏡を自分でおいていた事実。

真実を隠し続ける為に置いた鏡であるという事実。


ここで初めて、ここには「何もない」という事実を知る。


何枚目の鏡を内観しているのか?

これはなかなか自分ではわからない。

二枚目のつもりが一枚目という事もよくある。


次の鏡に気づくまでは、今はこの鏡しかないと思うから。

Funky's Ownd

心を楽に、ありのままでシンプルに生きる。本当の安心感を手に入れるために、メタ認知を通して自己理解していきます。メタ認知関連の書籍出版、占いの個人鑑定、講座など。

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