誰かにもっとこうして欲しいって思う事って普通にありますよね。
私だったら、例えば
子供に片付けして欲しい…とか
早く寝てほしい…とか
人に対する「こうして欲しい」ってフツーーーーにあります。
そうして欲しいってことは、「わたしだったらこうするわよ!」っていう「すべき」なわけです。でも人にそれを強要している時って、単純に自分がそれを「したくない」んです。
だからやれって言うてる。さらに、私はやっているって思ってるからさ、
「なんで自分ばっかり」って、その人を憎んでいるし、恨んでいるし、腹も立ってるわけ。
「あなたもそうしなさいよ!私やってるんだから」っていうのは「あなたも苦しめばいい」って言ってるのと同じやで(笑)
やっぱり人間て、どこか自分の苦しみの「仕返し」を外に向けているということですね。
したくないことをやり続けているということでもある。
だからこそ「何もしなくていい」って言われるんやけど。
でも何もせずにはいられない。
誰かに仕返しし続けたいし、苦しめ続けたい自分がいる。
でもそれって、本当は全部自分に向けているんだよ。それに気づかないからやめられない。
思考ってね、したくないこと(してほしくないこと)も「すべき」とも思っているからね。
思考ってすごくゆがんでる。
その歪みになかなか気づかないから苦しみ続けることになってしまう。
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