ひとつ前の記事とも繋がるけども。
誰かに苛ついたり、自分のテリトリーを乱されるって、やっぱり身近な人が多い。
大切な人だからこそ、お互い
「してあげたい」がある。
「幸せになってほしい」と願う。
でもうまくいかなくなると、いつしかそれが
「してあげてるのに」になっていく。
望む未来を手に入れたい。
思う通りにしたい。
自分を優先したい。
でも自分以外の他者のためを思っていたいし、
喜ぶ事を手伝いたい、
みんなの幸せを願っていたい。
一緒に幸せになりたい!
これがいつしかこんなにやってる「のに!」という怒りにもなる。
そんな怒りが込み上げても、大切な人なら、ぐっとこらえるかもしれないよね。
大切な人であればあるほど、葛藤する。
自分のそういう葛藤(相手に対する怒り)を見ずに、いい人になろうと、愛に変えようと、そう努力するのはどこかで歪みが起こる。
どんな状況も受け入れて、誰のことも愛そうと努力したり、葛藤をなくそうと努力したり、
でもこれは、より葛藤を強くしてしまう。
この矛盾した気持ちや葛藤を自覚してみると楽になる。
誰かや何かのせいにする必要がなくなって、あーなんだ自分がそう思ってただけかってなる。
これ、自分だけじゃない。
みんながこうなんだよ。人間ってさ。
だからお互いさまなの。
ならしょうがないよね…
誰も悪くないよね。
それを今度は、どのくらい、どの程度みんな矛盾してるかを比べ合ってしまう。
あの人のほうが酷く矛盾してる。とか。
でも「矛盾」というカテゴリーにおいて、してるかしてないか、で言えば、間違いなく全員が「してる」(笑)
だから、みんな同じ!
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