全ての不安、恐れは、これに尽きると私は思う。
家や、お金、家族、そうした具体的な何か、見えるものがなくなることももちろん怖いが…
本当はそうではない。
自分という「存在」が保てなくなること。
人間世界で言えばそれが「死」かもしれないが。
肉体の死が怖いのではなく、ここから自分の存在が消えることが怖いのではないかと私は感じている。
存在がなくなる、という無意識の恐れの縮図が日常のあらゆるシーンで感じているだけなのではと思ってます。
現実世界で生きることができなくなること=死
は、自分が存在していないということを認めていくことになるから。
それが怖いので、輪廻転生や過去世といった、そういった人間的解釈が宗教的にあったのかもしれない。
人間が死んだら…
「情報がぷっつりと途絶えるだけ」だと思ってる。
テレビの電源を落とすみたいに。
一瞥体験した人が、この世界は何も無かったという。
本当にただの「幻想」「夢」かもしれないという概念で世界を見てもいいのでないかと思う。
そうでしか「死」は越えられない
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