潜在意識は無意識であって、自分の理解の及ばない、コントロールできない領域なので、
「無意識を変えるぞ」と自分で何かできるようなことではありません。
きっかけは与えられても、変容は自分がわからない所で起こります。
「頑張ったら思い出せる、過去の記憶や体験の情報=個人的な潜在意識」で、それは思い込みを外すとか、生活習慣を変える、現実の解釈を変える、などの領域で。
でも、これ自体がその奥にある無意識によって勝手に処理されている結果です。
メタ認知でアプローチするのは「全く無自覚で思い出せない領域=無意識」で、それは既にプログラムになっていて自分ではどうしようも無いところを指します。
普段私達が「考えが変わった」と思っていても、それは「考えを変えようとして、変えたと思っている思考が湧いただけ」ということであって、根本的な無意識の処理プロセスが変わっていなければ、何も変わっていないということになります。
この領域から高次に引き上げる為の「メタな情報」を入れない限り、同じ場所をスライドするだけになってしまいます。
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