内観の基本のキは「怒りを観察する」です。
自覚するということですね。
さて、あなたは何個怒りを持っていますか?
上司への怒り、
母親への怒り、
友人への怒り、
子供への怒り、
姑への怒り、
社会への怒り、
上手くいかないことへの怒り、
いくつありますか?
さて、「怒り」というのは、特定のシチュエーションで、特定の誰かに影響を受けて、怒りが発生したのではありません。
それはただの「きっかけ」です。
あなたの中にある「怒り」という感情」は、たった「1つ」しかありません。
どの対象に向けたものであれ、それは「怒り」という一つにくくられます。
怒りは誰の心の中にもある、憎しみ、憎悪、攻撃心、責任転嫁、勝利感、優越感、そうしたものとも関連します。
怒りは、誰かを攻撃したい(自分が正しいと言いたい)という願望であり、その攻撃によって自分の正当性が示されるためのものです。
自分の中で否定した事を、他者に見せられるので怒りを生じます。他者に見たものが自分の中にあることを見た故に、自分が自分に怒りを向けているということです。
つまり、怒りは、自分で自分を傷つける為の感情です。
「誰かのせい」で私は腹が立っていると、外に意識が向けられると、自分で自分に怒っていることが全く見えてきません。
自分が怒りの発生源であると、認めたくないので、その怒りを抑圧しようという思考が働きます。
何かに影響を受けて、怒りが生じていると思わずにはいられない。
自分が怒りを発生させたのではないという言い訳ばかり考えてしまいます。
怒りは誰の中にもあります。
「あるんです」
あることに自覚が起これば、怒りは収束します。
怒りがあるのに「無いことにしようとしている」からこそ、怒りがなくなることはありません。
まず、怒りを認める。
それは、自分を傷つけるのを終わりにするために認めます。
自分で自分を傷つけているからこそ、やめたいと思えます。
他者に傷つけられたのではありません。
自分で自分を傷つけることができると「思い込んでいるだけ」
私達は「傷つかざる者」です。
それでも傷つくことを選んでいるのはあなたです。
内観は、そうした矛盾に気づいていく事。
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